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2011/04/23

HTC DesireにCyanogenMod 7.0.0を入れる

HTC Desire (Softbank X06HT)の内部メモリが少ない。X06HTに限らないと思うが、プリインストールされた使わないかつ消せないアプリが多すぎて、無駄にリソースを消費している。なので、CyanogenMod-7 for Desire GSM V7.0.0を入れた。

・root化 ... unrevoked 3.22

この時点で最新の3.32だとfarmwareが新しすぎるというエラーが出るので、3.22を使用。
最新版ダウンロードへのリンクである、
http://downloads.unrevoked.com/recovery/3.32/reflash.tar.gz
の3.32の部分を3.22に手動で変更したらダウンロードできた。

・RADIO 32.54.00.32U_5.14.05.17

RADIOはunrevoked 3.22で入れたままのバージョンだと動かない。最新のものを入れた。
RADIOの更新に失敗するとスマフォが文鎮化することがあるそうで。少し緊張しつつ繰り返し再起動するのを見守った。

・CyanogenMod-7 for Desire GSM V7.0.0

XDA Developersの投稿を参考にした。Introduction通りにやったら起動した。最初wipeするのを忘れたらsplashがループして先に進まなかった。

CyanogenMod-7 は Android 2.3.3。空きメモリは前と同じアプリを入れた後で70MBだった。正規ROMではアプリを入れた状態で空きが20MB。

少し触ってみた感じでは、

満足な点
- 正規ROMよりもきめ細かい設定ができる。
- ロック画面上で使用可能なアプリが選択できる。音楽再生ウィジットを置いた。
- Android標準のテザリング機能を利用できる。

不満な点
- Android 2.3 対応アプリが少ない。まだこれで生活するのは不便だった。アプリのメインアクティビティからサブアクティビティが表示されないものが結構ある。これにより一部のアプリの一部の設定変更できないので困る。アプリ / CyanogenMod / Android 2.3のいずれの問題なのかはわからない。
- たまにフリーズする。再起動が必要になった。
- 以前から使っていたお天気系のウィジットがウィジットの選択に出てこなくなった。原因不明。

Androidバージョン分布の調査によると2011/4/1の時点で2.3系は2.5%(2.3:0.8%、2.3.3:1.7%)。DesireとXperiaが今年中に2.3へアップデートすることが発表されているため、アプリの実質的な対応はそれからになるだろう。

テザリングについては、たまに使うのでうれしい。httpsも有料アプリ不要だし。速度はLinux PCに接続してBNR Speed Testで計測した結果、Down 364kbps / Up 232kbps だった。
なお、近いうちにSoftbankを解約してb-mobile Fairに変更するつもりなので、Softbank回線でのテザリングにおけるグレーな感じとはおさらばに。

Android 2.2 から 2.3 でバッテリ消費量が改善されたそうで、正規ROMの無駄アプリが排除されたことによる効果も合わせて、消費量がどの程度かを調べたい。

次はCyanogen 6.1 Froyoを試す。

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